金銭信託

信託の仕組みを活用して、安全で社会的にも価値のあるスキームを実現

金銭を信託財産として引受ける信託です。一般的には信託が終了した時点で、受益者に信託財産を金銭で交付することになります。

信託による金銭資産の運用の代表的な例として、投資家から集めた資金をファンド形式にとりまとめて運用することがあげられます。これに似た方法として投資信託がありますが、信託による場合は、運用を投資顧問会社ではなく信託会社自らが行うことに特徴があります。また、一般的に投資信託と比較して、金銭信託では元本の安全性を重視したスキームづくり、運用を重視します。

また、信託の持つ倒産隔離機能や財産管理機能を活用したFX保全信託や、マンション修繕積立金保全信託、前払式証票保全信託など各種保全信託のスキームを提供しています。

サービスメニュー体系

運用方法による分類

特定金銭信託

運用方法を委託者が具体的に指図する信託方法

指定金銭信託

委託者が指定した運用財産の種類・運用方法等の範囲内で、受託者の裁量によって運用・管理する信託方法

管理方法による分類

単独運用の金銭信託

各信託財産ごとに分別して管理する方法

合同運用の金銭信託

多数の委託者から受入れた信託金を約款に指定された運用範囲で合同して運用・管理する信託方法

合同運用指定金銭信託

「指定金銭信託」と「合同運用の金銭信託」を組み合わせたものが「合同運用指定金銭信託」と呼びます。今日、一般的に金銭信託という場合は、この合同運用指定金銭信託を指すことが多くなっています。

「自然のちからファンド」のご紹介※合同運用指定金銭信託

自然エネルギー事業の多くは地球温暖化防止やCO2削減という「理念」や「思い」を実現するために行われていますが、補助金がなければ事業性が困難であるとか、事業化にあたっては相当の投資額が必要であるなど高いハードルがあります。そこで、みんなの「できる範囲のちから」を集めることにより「大きなちから」として、地球温暖化防止やCO2削減という「理念」や「思い」を実現するために活動している事業者を「応援」する仕組みを作りました。

金銭信託の活用事例

アースウインド2009はお客様から信託された金銭を風力発電事業の実績のある(株)市民風力発電の(融資基準にあった)事業へ直接投資をおこなうことにより、自然エネルギーの利用を促進し、環境に貢献していきます。